星と野の源の話をしよう

くだらないの中にある愛を探しながら

逃げ恥のある台詞について考えてみた

逃げ恥で津崎さんの後輩風見(大谷亮平)が交際中の彼女に放った一言「じゃあ君は、なくても困らないものをわざわざ買う?」について考えてみた。

 

付き合ってる彼女に結婚を迫られて放つ言葉ではないと思うけど、風見はなくても困らないものは買わない主義なのだろう。よく言えば合理的なイケメン。

 

でも、果たして、なくても困らないもの=人生に不要なものなのだろうか。

 

答えは否。

 

なくても困らないものなんて世の中には溢れかえってる。なけりゃないで意外と生きていけるもんだ。

 

でも、そういうことが私は言いたいんじゃない。

 

なくても困らないもの=無駄なものとすると、無駄なものこそ、私は必要だと思う。

無駄のない人生って、それって楽しいの?無駄だらけであればあるほど生活に色がつくと思うんだよ、私は。

 

学生時代の放課後の意味のないお喋りとか、友達からもらった使い道のわからない変なお土産とか、長電話とか、目的のない散歩とか、そういう言ってしまえば生産性のないような無駄なこととか無駄な時間って、幸せだと思いませんか。あの頃は楽しかったって、そういう時間だったと思いませんか。

 

だからね、風見のその台詞には全力で反論したいと思ったわけで。なくても困らなくてもあったら幸せ、楽しい、嬉しいものだってあるんだばーろーって言いたいんじゃ。合理的なイケメンとは真っ向から戦おうと思う。合理的なことはいいことかもしれないけど正義じゃない。

 

逃げ恥の感想は何も書かず無駄の有意義性について考えてみました。