アンナチュラル7話の感想少しとアンナチュラルの魅力について考えた
今期最高傑作とも言われるアンナチュラル。
先週の7話もとてもよかった。
私の中でももちろん今期1番だけど意外と私の周りはアンナチュラル見てない人だらけで、アンナチュラル談義したくても相手がいない、、、。
みんなに見て欲しいのに。
だから私は密かにアンナチュラル布教活動してるんだけど笑
先輩が先週の7話をTVerで見てくれたみたいで感想くれた。そしたら、
血出る
暗い
胸糞
とまぁ見事にボロクソ三拍子な感想でびっくり。
血出るのは認める、というか7話はドラマ最大級の血の量だったからそれはごめんなさい。
だけどいやいや待てと。
アンナチュラルが暗い胸糞ドラマ?
冗談じゃない。
どの回だって必ず救いがある。
それがアンナチュラルの素晴らしいところなんだよ!
高野島さんがやっぱりMERS持ち込んだ張本人で死してもなお世間から叩かれ続けて、鈴木さんが犯人を刺し殺して殺人犯になって、Sくんが未来を諦めて配信中に自殺したらそれは胸糞と言っていい。
でも違うじゃん。
みんなUDIラボに、中堂さんに、ミコトに救われた。
大切な人を失った悲しみはとてつもない。
でもどうして死んでしまったのか真実を知ることで前に進める。
それをミコトも中堂さんも心底わかってるから。
アンナチュラルというドラマは
とても悲しいけれど
重いけれど
救いはある。
未来に光はある。
だからこそ「夢ならばどれほどよかったでしょう」が胸に鋭く刺さるんだよ。
だからこそ7話中堂さんの「許されるように生きろ」からのLemonが憎いくらいに美しく響くんだ。
視聴者は「夢ならばどれほどよかったでしょう」に心から共感するし、悲しみを背負った人たちの未来がきっと幸せでありますようにって願ってしまう。
アンナチュラルはそんなドラマ。
胸糞だなんて言わないで。
でもこんなにも素晴らしいドラマでも、見る人によっては魅力がわからないただ暗いだけのドラマになってしまうこともあるんだなぁと。
誰でも1話でも見ればアンナチュラルの良さが必ず伝わる!と思い込んでいたのは私の過信だったなと少し反省。
カラッと明るいドラマが好みの人には合わないんだろうね、たとえ救いがあったとしても悲しさはどうしてもつきまとうから。
私は明るいドラマも好きなんだけど、アンナチュラルみたいな、暗さ悲しさ重さのあるドラマも好きなんだよな。なんていうか人間味があると思うから。
「悪いことは重なるなあ 苦しい日々は続くのだ」が胸に染みる時もある。(くせのうた/星野源)
ずっと光の中を歩いてきた安藤も好きだけど、過去に苦しんで悲しんで暗い道も歩いてきた成瀬くんを選ぶ杉下希美のような。(Nのために)
7話の終わりに中堂さんがまた可愛くて、協力要請という名の命令にミコトが「りょーかい!」と応じて、8話からいよいよ金魚の謎が動き出しそう。
私は誰よりも中堂さんに幸せになってほしい。中堂さんにも、許されるように生きてほしい。