星と野の源の話をしよう

くだらないの中にある愛を探しながら

アンナチュラルまとめ

アンナチュラル終わっちゃった。
今日は祝日でお仕事お休みだったので朝からアンナチュラル見直して1日が終わりました。

 

最終回(2回目)見てから、1話に戻ってまた最終回まで1周。

全話の中で4話が一番泣ける。

 

Lemonの流れるタイミングももちろん最高だけど、「幸せだといいな。こいつらが大人になった時、幸せだといいな。」で涙腺崩壊する。

 

本当にみんな幸せになってほしいと思ってしまう。

 

ていうか、本当に野木さんすごいなぁ。
過去話が最終回に繋がりまくってて鳥肌。

 

1話
「ウォーキングできないデッド」
エチレングリコール」「甘い」
フグの毒は通常の薬毒物検査では検出されない
中堂「敵はなんだ」ミコト「不条理な死」
「法医学は未来のための仕事」

最終回
東海林「ウォーキングできないデッドの国かぁ〜」で高瀬の殺人を立証。
解毒剤が実はエチレングリコールだと六郎が推理。
中堂「殺人犯を殺人で裁けない。これ以上の不条理があるか」
六郎「法医学は未来のための仕事!」

 

2話
中堂「そいつは今頃犯罪者になってるかもな。絶望するには十分だ」
ミコト「絶望するくらいなら美味しいもの食べて寝るかな」

最終回
ミコト「不条理なことをされた人が自分の人生を手放して同じように不条理なことをしてしまったら負けじゃないんですか。私を絶望させないでください。」
ミコト「絶望する暇がない」

 

3話
白いものも黒くする烏田さん
感情的になってしまい言い負かされたミコト
「とりあえずは法医学の勝利でいいの」

最終回
中堂「黒い物も黒くしてくれるんだろうな」
高瀬を感情的にさせて自白を引き出した。
法医学とミコトの勝利。

 

5話
ミコト「同情なんてされたくない」
ミコト「同情なんてしない、絶対に」(対中堂)

ミコト「貴方の孤独に心から同情します」(対高瀬)

 

*

 

火事唯一の生存者の高瀬が中堂さんが探し求めていた犯人だったのには驚き。


三郎(9番)は高瀬を助けたことで、26人の被害者とその遺族を救ったんだね。
ろくでなしなんかじゃない。消防士だったお父さんに教えてもらった救助方法で家と仲間を救おうとした最高の息子。

 

ミコトは自分が不条理な目に遭ったからこそ、同情されることが高瀬にとって最もされたくないことだとわかってた。だから最後に高瀬を煽りまくって自白を引き出した。すっごいかっこよかったよ、ミコト。

 

あの時のミコトの軽蔑の目、高瀬を哀れむ目がすごく良かった。


あと3話ではあんなにバチバチだった烏田と共同戦線張って戦った感じは高まるよねー。


最後にミコトのアイコンタクトで
「ん、三澄先生、他にもなにか言いたいことが?」って振ってミコトの口撃が始まったのもかっこよかった。

 

*

 

最初の頃に書いたけど、アンナチュラルにとって食べるシーンはとても重要で、ミコトにとっては食べることは生きること。

 

絶望しないために、明日を生きるためにミコトは食べてきた。それが最終回までしっかり表現されてたね。

 

ミコトにとって、三澄の家は帰る場所であり弱音を吐ける場所。いつも三澄の家でのシーンは食べてるシーンで、それがミコトにとって三澄の家がいかに大切で、生きるために必要かを表してた。

 

*

 

神倉さんもすごいかっこよかったなー。

烏田「高瀬を殺人で裁けなくてもいいんですか!」

神倉「それはそちらの仕事でしょう!
うちはうちの仕事をきっちりやってるんです!
責任転嫁しないでいただきたい!」

 

神倉「職員一人に背負わせて知らぬ存ぜぬではできません!」

 

こんな上司いないよ?
責任取りたくない何もできない上司の下で働いている私としてはこんな上司の下で働きたいものです。

 

東海林「補助金カット?」
神倉「されちゃうかなぁ」

 

啖呵切っちゃうくせにそれでいてかわいい神倉さん。

 

*

 

そして最終回は窪田くんも見せ場たくさんあったね。

 

スパイだとバレた時の演技は圧巻だった。
「すみません、、、」の声の震え方。
そこからの告白。


UDIメンバーが好きでUDIが好きで、本当に役に立ちたかったのに。だからこそ苦しかったよね。

 

東海林の涙もミコトの涙も切なかったな。
辞めてから夕希子のお父さんをUDIに連れてきた時、UDIの中まで入ろうとしない六郎に東海林がかけた精一杯の優しい言葉「入んなよ」
東海林のそういうところ大好きだよ。

 

夕希子の記事が出た時に怒ってた窪田くんよかった。
静かに怒ってる時の窪田くんの演技好きだなぁ。

 

「このままじゃ終われません」

 

この言葉の通り、最後にちゃんと窪田くんが自分の正義を貫いた時の柔らかい表情もよかった。
真実の記事を書いてもらうためのリークだったね。

 

あとあと、最終回もちゃんと窪田くんのバイクシーン入れてくれて本当に制作チームの方々には感謝しかないです。

 

最後UDIラボにみんなが戻ってくるシーンも、六郎の、というか窪田くんへの愛情がすごく伝わってきて幸せな気持ちになった。

アンナチュラルにとってテーマというか根底にある「法医学は未来のための仕事」このセリフを窪田くんがラストシーンに言うっていうのが窪田ファンとしてはとても嬉しかったです。

 

*

 

「墓の場所すら教えなかった。心の中で何度も彼を殺した。」
中堂さんも夕希子のお父さんもずっと闇の中を生きてきたんだよね。
ずっとずっと苦しくて、助けを求めたくて。

 

このお墓の場所を教えてないっていうのが、最後まで証拠が見つからないことと、宍戸にあんなことすることに繋がってくんだよね。

 

中堂さんと宍戸の戦い?のシーンはずっとドキドキしてすごい展開だった。

 

宍戸が解毒剤飲んじゃったのに証拠が硫酸でダメになって、中堂さんの宍戸を見る目が本当に殺意に満ちてて、あ、このままだと中堂さん人殺しちゃうって思った。

 

でもその後実は解毒剤が本命ってわかって宍戸が倒れた時はうわーーーまじかーーーってなんかもう大混乱。(語彙力)


宍戸はクズだからこいつはどうでもいい!って思ったけど、中堂さんが人殺しになるのは嫌だって。
ミコトの説得も、六郎の推理もドキドキしながら見て。

 

「こいつが自分で飲んだ。ゆっくり苦しみながら死んでいけ。」

これは中堂さんの本音だったんだろうな。


中堂さんはずっと犯人を殺したかった。報復したかった。
「殺した奴は殺される覚悟をするべきだ」
「思いを遂げられて本望じゃないか」

 

そう思ってた中堂さんの心を溶かしたのはミコトの言葉。

ミコトと六郎がいてくれてよかった。
暗闇の中から中堂さんを連れ出してくれるUDIの仲間がいてくれてよかった。

 

余談だけど、ミコトと中堂さんが電話してて、嘘の診断書出せませんでした。って言った後の

 

「だろうな。
お前はそういうやつだ」

 

これ最高に好き。
こういうのすごい好き。
個人的に言われたいセリフベスト10笑

 

「二匹のカバが一緒に旅をする話」
「でもいつかまた二匹に戻って一緒に旅するんですよ」
夕希子の旅は終わったけど貴方は生きてください」

 

中堂さん、中堂さんは許されたんだよ。
生きていいんだよ。
幸せになってください。 

 

全然関係ないけど、結局、木林さんはただただお金が大好きな葬儀屋さんだったのかな。笑
スキップかわいかった。

 

続編これ期待していいよね。
ぜひ続編希望だから、Blu-ray予約しようと思います。

 

本当に今期どころが今年1のドラマになりそうな予感。まだ3月だけど。
大満足。ほんとうに心から大満足。

 

アンナチュラルは終わったけどまだまだLemon毎日聴いております。全然飽きない。素晴らしい名曲だ。

 

ロスというよりもアンナチュラルはずっと残りそう。